utamaro’s blog

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試行錯誤しながら転職に成功したときのはなし

はじめに

転職活動をする際に自分の入りたい企業を探して、アタックをすると思います。 アタックするのは1回しかチャンスがなく、落ちた直後に再アタックしても落ちる可能性が高いです。

そんなときに、1回のチャンスをどのように成功させるのか。 僕の実体験から記事にしたいと思います。

※ いろんな事情から会社名については隠したいと思います。

僕の転職活動は少しばかり変わっていて、以下のことをしています。

  1. GreenとBizreachのみを使用する
  2. スカウトしか見ない(Greenの場合は気になるか、メールです)
  3. こちらから企業を探したりはしない

以上です。 向き不向きがあると思うので参考までに。

理由としては、やりたいことが決まっていなくて、開発だけしたいエンジニアだったからです。

こういう考えの方は結構多いのではないでしょうか?

多くの企業の中からメリット・デメリットをまとめて応募するのは探すのに多大なコストが掛かります。 そのコストを軽減しつつ、積極的に採用活動をしている企業の中から面白そうな事業をしているのを探すというやり方です。

プロフィール

僕はウェブエンジニアです。

3年の業務経験のあるサーバーサイド開発エンジニアです。

専門はjava言語で、pythonrubymysql、フロント開発ができます。

休日はプログラムを書いたりしていて外に出ることは稀です。 出るとしたら買い出しのときか、公園で筋トレする場合だけです。

僕のIQは110~120ぐらいなので、世間的に一般的なレベルだと思います。

書類選考で2社落ちた

職務経歴書が悪かったのか、履歴書が悪かったのか、もしくはどちらも論外だったのかはわかりません。

書類選考を通過できるようになるまでのステップについて、試したことをまとめます。

1社目: 職務経歴書、履歴書を自分で考えて書く。落ちた。
2社目: 職務経歴書の問題点について考えて改善したもとを提出した。落ちた
3社目: 職務経歴書は及第点と仮定して、履歴書を改善した。通過した。

3社と面談して、書類結果をもらうまでに3週間ぐらいかかってます。

とても面倒でした。

面談日の調整で3日ぐらいの候補日を提案して、返事をもらえるのが次の日です。 それを1週間続けて3社の予定を入れました。

結論としては、PDCAサイクルを回すことで効率に対策が可能ということです。

  1. plan: 書類通過するまでの計画を練る
  2. do: 計画を実行する
  3. check: 実行した結果を評価する
  4. action: 評価結果から改善事項をみつける

職務経歴書を書きます。

落ちた職務経歴書を見直しました。

すると

職務経歴書に自分の経歴書が書かれていなかったのです。 どういうことかというと、自分の強みや仕事をするモチベーションなどを書いていたのです。

例としては↓のような感じです。(もう少し具体的に書いてましたが、雰囲気はこんな感じです)

私はXを3年やってきて、趣味でもYをやってきました。
開発時には再利用性や運用を考えながら開発しています。

これを書いていたときは、書類選考で落ちました。

1社目はなんで落ちたのかわからなくて、2社目のときに同じものを面談時に出して指摘があるか聞きました。

職務経歴書です。質問ありますか?」

「職歴とか会社で何をやったのかは書いてあるけど、読まないとわからん。」

ここで「なるほどな」と。 具体的な回答はもらっていないですが、おそらく↓かと思います。

「その人がいつ、どこで、どのようなことをやってきたのかがまとまっている、見やすい資料が欲しい。」

採用担当者からしたら、自分の気持ちとか、考え方とかいらないのです。 何ができるか、何をやってきたのかが知りたいのだと思います。

ちなみに検証のために、一回修正して出しました。 その後、修正した職務経歴書で書類選考は通ったので、考え的にはあっていたのだと思います。 とすると、2社目は履歴書で落ちたことになります。

履歴書を書きます。

1社目は、「開発者がやっている取り組みに対して共感して開発に関わりたいと考えたから」という理由です。 職務経歴書がダメダメだったので、この理由があっているのかわかりませんでした。

2社目でも同じ理由で出したところ、落ちました。 2社目は職務経歴書を修正していたので、職務経歴書については及第点と仮定します。 すると履歴書が間違っていることになります。

ということで、履歴書を修正して3社目にアタックです。

3社目では、「企業の目的に共感した」という理由で応募しました。 なぜ共感したかという具体的な理由は必要です。

例えば、

Xという目標に共感して応募しました。
私は過去Yということを体験しており、Xができれば私のような経験をする人が少なくなる(以下略)

雑ですが、こんなです。

どこかで拾ってきたような文章や、無理に敬語で書く必要も無いと思います。 それで落ちませんでしたし。

※ ビジネスメールを書くレベルで良いと思います。

ようやく書類選考に通過しました。

企業のビジョンに共感していることと、共感した理由が自分の言葉で書かれていることが重要なのだと思います。

おそらく、「ゲームを作りたいので入りたいです。売上がXで潰れづらいので応募しました。」だと落ちると思います。

「小学生のころからプレイしており、思い出があります。特に〜の場面がとても熱くなりました。僕は昔から〜が好きで(以下略)」だと通過するかもしれません。

(書類選考で3社…。先は長い…)

まとめると

書類選考では以下のことを気をつけます。

  1. 職務経歴書はいつ、どこで、何をやったのか、何ができるかを見やすくまとめること。
  2. 履歴書は企業の目的に共感したという理由にすること。
  3. 履歴書に共感した理由を具体的に書くこと。

これを意識して作成したところ、書類選考に通るようになりました。

書類選考だけで2社落ちるとか、転職とは大変です。。。 何が大変って、面談だけはやっているので時間作って行かないとならないということです。

面接に慣れるために2社で練習する

どんなことにも対策というのは必要です。

面接の時にどんなことを聞かれるのか、どんな返しをすると良いかなどです。 2社はそれを調べるために使いました。

どちらも2次選考で落ちてしまいました。 というのも、練習ということで気持ちが入らなくて、別に行きたくもない会社というのがバレたのだと思います。

結果としては以下のことができればよいのだと思います。

コミュニケーション能力

不思議なことに技術的な能力を聞かれることはありませんでした。 これは実務で3年経験があるからだと思います。

ということで、実際に働いたときに社員との連携が可能かどうかをみているようでした。 「何かを作る際に必要なことは?」や「開発時に一番気をつけないといけないことは?」などを聞かれたりします。 あと「好きな言語は?」というのもありました。

これに対して論理的な回答ができるかどうかだと思います。 あと、笑顔を作るというのと、冗談を交えて笑い声を混ぜるということです。 評価するのは目の前の人なので、良い印象を与えたほうが得です。なので笑顔と笑い声です。 笑顔で話す人って話しやすいな~と思うことがあったので、実践しました。

また、面談時と面接時に必ず聞かれた質問がありました。

  1. 自己紹介をお願いします。
  2. 弊社の選考を受けた理由は?
  3. 転職する際の企業選びの基準は?

3番については1社目で聞かれました。 2社目で回答を修正して、3も絡めたところ質問はありませんでした。 これについては履歴書に書いた内容をいうだけで良いと思います。

不思議と「他の会社と比較してどう?」は聞かれませんでした。 ちなみに僕ならこのように答えると思います。

「ぶっちゃけると、他の会社とは比較していません。世の中に多くの会社があり、そのすべてを比較検討することは時間的に難しいからです。そのなかでスカウトをしてまで話を聞きたいと言っていただいたことが何よりも嬉しかったので面談しました。そのときに、〜について聞いて、自分のやりたいことに一致していたので選考に進みました。」

こう答えると「ちなみにやりたいことってのは?」と聞かれるので、その企業の理念に絡めてやりたいことを答えます。 曖昧な箇所を一箇所残して、回答すると質問を誘導できます。 これおすすめです。

まずは結論から話して、なぜその結論なのかを話すというのが大事です。 ちなみに、僕は敬語が苦手です。

一人称として「僕は」とか言いますし、「めっちゃ嬉しいです」とか「〜ができたらやばいですよねw」とか言ってました。 「やばい」っていうのは流石に「具体的にどうやばい?」って聞かれましたが(汗

ここで論理的に回答できると加点させるはずです。

いざ本番へ

本番として、スカウトの来た2社に行きたいと考えたました。

結論はどちらも内定をいただくことができました。 とてもありがたいことです。

練習時に得た経験を反映させた結果だと思います。 書類選考は難なくクリアして、面接も突破しました。

どちらの企業も僕がやりたいことをやっていたので、どちらを選んでも楽しく開発できそうでした。 最終的には年齢がまだ若いので、経験を積むということを考えて、より経験を積める会社を選択しました。

以上です。

転職時の参考になると嬉しいです。