Chromium版EdgeのmacOS版がリリースされました。
アメリカにあるMicrosoft社が5月20日にmacOSに対応したChromium版Edgeをリリースしました。
こちらのページでダウンロードもできます。 https://www.microsoftedgeinsider.com/en-us/?form=MO12FS&OCID=MO12FS
mac版のedgeが出てきたことによって何が起こるか
まず、利用者にとっては利用するブラウザは何でもよく、言ってしまえば検索ができれば問題ないでしょう。
問題となるのは、開発者にとってどうなるかです。
これまでフロントエンドの開発者が対応しなければならないブラウザが少なくとも5つありました。
これらのブラウザに対応するために多大な苦労がありました。 あるブラウザではバグがいつまでも残っていて、いつまでも対応し続けなければならなかったり。どのブラウザとは言いませんが、苦労がありました。
そこにmac版のEdgeが追加されます。
中身はChromiumで動いているのでスタイルはGoogle Crome
と同じように開発が可能でしょう。
ただし、mac版と言っていることから分かる通り、Touch Bar
に対応しています。
これによって、ブラウザ上での操作が可能で、もしかするとそれに対応する必要が出てくるのではないかと考えています。
例えば、Electron
を利用したデスクトップアプリケーションではTouchBar Api
が提供されています。
https://electronjs.org/docs/api/touch-bar
これと同じように対応する必要が出てくるかもしれません。
(´・∀・`)
┐(´д`)┌
まぁ、頑張るしかないですよね。
現在のトレンドを比較してみました
Google Trendを利用してすべての国でフィルタリングしてトレンドを比較しました。
検索には以下の単語を利用しています。
- Google Chrome
- Firefox
- Edge
- IE
- Safari
それぞれの色に対応させるとこのようになります。
- Google Chrome (青)
- Firefox (赤)
- Edge (黄)
- IE (緑)
- Safari (紫)
結果を見ると、IEが一番低い値となっています。 順番にするとこのようになります。
chromeが1番で、IEが最下位なのは予想通りですが、edgeが2番なのはびっくりしました。
別の単語での検索も入っているのでこれが正しいとは限りませんが、Chromium Edge
という検索が2050%上昇していたのがわかります。
世界的にも注目されているようです。
これからの動向にも注目したいです。
最後に
mac版でedgeを出してもChromium
ベースなら、Google Chrome
を使えばいいのでは?と思ってしまいます。
macにはSafariも入っていますし、わざわざ出す理由は無いと思うのですが。。。
macで利用可能なmicrosoft製ブラウザはなかったので出したのでしょうか。
これによって何が変わっていくのか。これからの動きに注目したいです。